5 雑記1203上井草
4挨拶の基準
いつもお読みいただきありがとうございます
前回は、挨拶に関して書かせていただきました
朝礼時にこのような話をし、意識を向けてもらう事に
役割を感じ日々を過ごしています。
挨拶の基準
内面的な挨拶感は、前回書きましたので
外見的な挨拶感に関して本日は書きます。
発声は、「おはようございます」「こんにちは」「お疲れ様でした」「お大事にどうぞ」この4種類をタイミングによって使い分けます。
必ず来院時は4度以上声掛けをするようにしています。
開院当時から、挨拶の回数は決まっていましたが、それ以外のルールは皆無
スタッフのその時の力量に応じた挨拶の基準がバラバラにありました。
挨拶によってはこの空気が良くも悪くもなるムラが出始める
年数を重ねるにつれ、徐々に完成度が下がりなんだか体育会系?みたいな挨拶が横行し始めた事をきっかけに改善策をとりました。
きっかけとなったのは、講師として元タカラジェンヌの方から感動する接客のお話を伺った事で、普段の挨拶がいかにレベルが低いかを一流の組織のいた人間から指摘されて目の当たりにしました。
それ際に学んだ発声練習と姿勢矯正を朝礼時に組み込み基準とし実践しています。
導入後は、挨拶に関する意識改革になり朝一番の挨拶の質は劇的に向上しましたが、まだキープすることに集中している段階で、マンネリも踏まえ継続し続ける事の難しさを感じています。
ひたすら愚直に継続 まず実践
そして挨拶の姿勢です、同様に教えていただいた最良を意識しながら、概ね挨拶の際に手が空いていれば患者さまの目を見て受付から挨拶をしますが、施術中はそうもいきませんので、ご来院いただいた方向に「声を当てる」ように挨拶をします。
あなたへの挨拶であるとわかっていただける挨拶を心がけます。
また、事務作業中などは手を止めて挨拶するのが決まりになりますが、ここが難しい
角度や手の位置には、規定を作っていませんが患者さまに感じてもらえる対応をその都度判断し行っています。
この、「その都度判断し対応する」
これが、とことん曲者で、正直手を焼いている
スタッフの挨拶への考え方の違いで大きく「その都度判断し対応する」が異なる
素地でまず大きな差があり、入社時からの指導スタッフによってレベルが異なり、
状況判断の優先順位によりさらに異なる。
挨拶の基準を取り入れたことで大きく浮き彫りになった問題でもあります。
また、感動する接客で近年居酒屋さんのサービス向上がすごい勢いで進化しており
ベンチマークすることも多いが、あまりに気合いが入りすぎると整骨院にはそぐわないケースもあるため「良い挨拶」の変換が出来ないことも見かける。
これらの対策として、今取り組んでいるのは「解釈基準の共有」
スタッフ毎に他業種や同業他社の挨拶で良かったと思う事を発表し
共有することで其々の「良い」基準が生まれ引きあがっていきます。
毎日あっていても、全てをわかっているわけではありませんので
出来る限り焦点を合わせ、共有するために挨拶を聞く。
一日何十回とする挨拶から、箱の空気は変わっていきます。
取組3 良い挨拶を共有する
3 箱の空気3
- 接する→来院時の患者さんに対し、居心地の良い場所であるために、適切な声かけで「承認」する事での安心感を与える
- 発見する→入口から受付、待合室に至るまでの動作を観察し、身体の動きや精神面の変調を見つける
- 対応する→2からの情報と今までの施術の経過を考慮し、状態を確認する。最適な施術を行う