mlabのブログ

治療院業界に身を置き10年目プレイングエリアマネージャーの仕事と雑記のブログ

12 ジャイアンと一緒

いつもお読みいただきありがとうございます。

あいにく雨で、昨晩の自転車通勤を悔やんでおります。

さて、前回からの続き


拒絶反応


N君の反応は実にわかりやすく、返事はよかったが僕がいなくなったらグズグズ言ってたようで(笑)

そりゃ確かに今までまともに本を読まない人間が、400ページ弱の本二冊買わされて短い感想書かされたらいい気分じゃないのは明らかですわな

鞄に入れて持ち歩くも読めない日々が続いていたそうな

そして、重い荷物と呼ばれた本と化していった。

期限と共闘の魔力


月初には、提出すべし!と指示を投げときながら自分自身でも読み、社内SNSで感想をあげるという約束をしていたのが功を奏したのか、小学生の夏休みパブロフで後半頑張って手をつけた様で何とか初回の提出に間に合った。

ビジネス本にあった部下への指示の出し方を試したが、うちでも該当するんだなと感心してしまった

時間と内容を厳密に指示する事と、共に目的を果たす事の大切さを実感させてもらった。

そして、一本目の感想文を開いた



11 ジャイアンと呼ばれた男

年末にデレツンな二枚貝にあたり、リズム感のないオフを過ごしたmlabです。

初めてでしたが、強制的にデトックスされてる感じが、身体の反応とすると本当に人間ってよく出来てるなぁとか考えながら寝てました。

と、そんなアクシデントもあり
かなり間が空いちゃいました

前回は、N君の指導を始め、読書感想文に辿り着いた話で終わりましたので続きを

読書童貞


ほとんど思いつきのレベルのまま、本人に提案してみたところ、今迄まともに読んだのは一冊だという…

22歳にして、一冊…

しかも、×ゲームというミステリー?本

とはいえ、鍼灸師の国家試験をクリアしているし大丈夫だろうと自分に言い聞かせ

月に一度本を読み感想を書く事にしました。


ジャイアンと呼ばれた男

上司の指示ということもあり、提案には乗ってきて何とかスタート

プレッシャーを与える意味でも、まずは自腹で購入させて

「海賊と呼ばれた男」上・下で一ヶ月ずつ感想を書かせるというミッションを与えました。

ちょっと重たいかなと不安視しながらも自分も共に読むと伝え、半ば強引にスタート


周りのスタッフからの

ジャイアン本当に読ませたの?こわ〜」と言われながらも、これは一先ず無視して2人で読みはじめた。



続く




10 やり方より、あり方

Nは、ただ知らないだけだ

前回のブログでの分析の結果、物を知らない、知らなすぎると判断し、前に進む事に

治療の練習と平行して、ケーススタディの解説やら、会話の練習を行いはじめる。

治療技術の伸びはいい、やはり本人は治療の職人でありたいと思っているから、当然と言えば当然

しかし、会話が成り立つ気配がない

じゃあ俺はどうなんだろう?

この国でいきてると、ニュースや教養は、望めばある程度は手にはいるが

望めば、、、望めば、何だと実感をする

何故治療以外の会話が必要かを、店舗行くたびに話す事に徹するも

自分自身が人の指導を?と、立ち位置を引いてみると、言葉を教えるなんて、微妙に違和感がある。

一ヶ月後位にやはり違和感が出始めた。

僕自身治療の仕事につく前は体育大卒でお世話にも賢い部類ではないというコンプレックスが強かったし、散々師匠に怒鳴られた。

だから、Nを分析しながらも嫌いになれないタイプではある、仕事もけして不真面目などではない。

いくら説明しても実感が湧いてない

さて、どうしたらいいのか?

大人の交換日記



「Nの教育どうしたらいいですか?」「俺が聞きたいわっ」とすら、思ったが立場上そうも、いかず若かりし自分は何をしたか?を思い直したが、雑誌、漫画から入り本をやたらに読む時期があった事を思い出した。

「大人の読書感想文」と題しNに提案した。

すると、Nから今まで、まともに読んだのは、一冊しかないと言われ…


9 読書の歪な使い方

お読みいただきありがとうございます。

今日は、スタッフN(新卒、22男)に読書を習慣付けるための企画の話

Nショック


一ヶ月に一冊自分の指定図書をNに読んでもらい、感想を書いてもらっている。

事の発端は、Nが、あまりに常識が無く指導が困難であると院のスタッフから自分に相談を受けたのが始まり

入社以来エピソードも事欠かない

  1. 干支を答えられない、十ニ星座とこんがらがる 山羊年?!
  2. 時事問題を知らない、内容もわからない
  3. 「おかけになってお待ちください」が、「おこしかけください」と発しちゃう
  4. 「ディスられてます?」などのスラングが先輩スタッフに思わずでちゃう
などなど、まぁ人から聞けば面白いが当事者はヒヤヒヤする話で

教えても響かないから、患者さん対応を任せられないと泣きつかれた訳です。

「話し方から教えてほしい」

院は、Nショックにお手上げだ


話し方を教える?

Nと話す時間を増やし、できる限りの分析をしてみることに

  • 車、単車好き
  • サッカー経験者
  • 喫煙者
  • 片付け苦手
  • 治療への情熱ある
  • 理由のある指導は聞ける
  • 患者さんの名前覚えるの得意
  • 認めない先輩きらい
  • 活字苦手 
  • 苦手な仕事は避けがち
  • 後半集中力がなくなる
  • 怒られ過ぎるとふてくされる
  • 大人と接点が余りない 周りも若い
と、ざっくりこんなところ

色々施術者、社会人として足りないところはあるが、芯のある良い奴だってことは良くわかった。

まずは、院の指導スタッフに理解できる話し方をするように勧めた。

素地は悪くない、Nはただ知らないだけだ

まぁ知らな過ぎだが…

続く

8 雑記1215 マヨネーズ

いつもお読みいただきありがとうございます。

今日は、雑記

デザインってスゲぇ

忘年会続きの週末、嫁と買い物に出かけたら、思わず手にとってしまいました。

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キューピーマヨネーズの2014干支デザインボトル

実家のお年賀に使う予定ですが、まぁカワイイ、即買いです。

マヨネーズの中身は、同じなのに

パッケージに魅せられて

即買い

完全なタイミングでの、デザイン力だなぁ

解釈の再構築


なぜ欲しかったか?
  1. デザインとタイミング
  2. 価格
  3. 用途が見える (贈呈用)

しかもカルデイにあったから余計におしゃれ感ありましたので、完全に心を握られた

冷静にみたら、ただの瓶詰めマヨネーズなだけですけど、パッケージの見せ方で本当に別物

D&dなんかも、これに近いよな

解釈の再構築

ここだな、自分の仕事に活かさねばと思えば思うほど

デザインは、必要だなぁと

なにか、変えれるものあるか考えよ


7 死神様より、生き神様

いつもお読みいただき、ありがとうございます

間違えて未完でアップしちゃいました、追記という事で

マニュアルの受け取り方

マニュアル作成にあたり、一番心配していたのは受け取り方の違いでした。

同じものをみても、反応が違うことはよくある話で各院回っても、それぞれに捉え方が変わり、策を講じても出口が違うのはしょっちゅうで

それを何とかしようと必死な訳ですが、どうも行き詰まりを感じていました。

出口の違い

先日祖母が亡くなり、葬儀にでていましたが、後日談を聞き、出口の違う理由に目から鱗でした。

母を始め、女性陣は死化粧を勧められて即決したが、父親達は一旦考えようと保留したという

そんな局面で、親族ですから差が出るんじゃ、他人の集まりはもっと出て当然、しかも自分の策を講じても出口が違う訳だ、入口(年齢、性別、フェイズ、健康状態)が違うのに…

口癖

結果死化粧は、とてもキレイで皆喜んでくれたのをみていて、親族は満足していたと思います。きっと祖母も喜んでいたでしょう

結局救うのは、どちらにせよ結果だ

葬儀と仕事をLINKさせたら、不謹慎だなぁと思いブログネタにはしないつもりでいましたが、祖母の口癖が「死神様より、生き神様」だったと聞き

今回ブログにしました。

これ以外にも、沢山気づかせてもらったんで、これから生かして行こうと思います。

気づきで、終わらせないで結果出さないと顔向け出来ないしね。

死してなお、学ばせてもらっている祖母に感謝を込めて



6 基準とマニュアル

いつもお読みいただきありがとうございます。

先日の上井草のカフェ SLOPE
本当に良くて、クライアントさんにもオススメしちゃいました。

上井草SLOPEに気づく事

ゆったりとした空気感とサービスへの情熱、箱物はこれらがあってこそ感動だと思う

ただSLOPEの大量生産は違う気がする。

上井草のカフェ不毛地帯に、オアシスの様に佇み、入った空気感と出てきた一杯のコーヒーにこそ火花が散ってる。

この喜びは、要素がかみ合う事で出てくる

特にバリスタの持つ要素が強い

なんかお茶会(千利休のような)を彷彿させる所作が心地よかったので余計に思う

良い店のマニュアルではなく、良い店を作れる人財育成こそ重要と帰りの電車で妙に納得した。



やはり理想と考える治療院グループの形は人ありきだと再確認。

4 挨拶の基準でも書いたが、基準としてのマニュアルを作るのは、とても難しい

二杯目のコーヒーを雰囲気みてテイストを変えるには、マニュアルではなく、もてなす側の配慮からだ。と思う

性格とか環境とか、様々な人生が形成するものから出てる。と思う

※業界を知らないので断定できないが

しかし、この配慮を、基準でマニュアル作成を考えるとすると

果てしないな〜と、空を見上げてしまう


マニュアルとそれを捉える人間性

気がつくといつも隣にいる